人の健康維持や命を助ける重要な仕事
ここでは医師や看護師などの医療関係での仕事に対する求人需要について解説します。
今や高齢者社会の日本。
介護関係の資格、仕事に注目されがちですが、高齢化が進んでいるため、医療機関の需要も増えているのです。
現在、日本では、実際、かなりの医師不足といわれています。職種としては医療業界がトータル的に人材不足だそうです。
ニュースでは産婦人科やあるいは、小児科が減り、実際、かなり困っていると報道されています。
日本赤十字社が全国で実際に運営している病院が92程度あります。
そのうちのだいたい8割にあたる76病院を実際に調べた結果、全部合計で614人程度の医師が不足しているというような情報があります。
昔から、実際、お医者さんは憧れの感じの職業だったはず、なぜ今、病院が人材不足なのでしょうか。
医療制度改革に要因があるともいわれていますが、実際、またほかにも理由があるだろうと思われます。
よく聞く話では、ここ数年程度で、病院ではかなり人件費削減が続いているそうです。
昇給がなく、あるいは、賞与も減る傾向にあるというようなことです。
この不景気で一般会社も人件費削減をかなりしているところも多いと思われますが病院が同じようなことをしたら、一体、どうなるでしょうか。
医者あるいは看護師も、実際、命を預かる大切な業務です。病院に勤務するような人のなかに関しては技術の向上に努力しているような人もいるでしょう。
人件費を削減するというようなことは、そうした医療従事者の学びや向上心にストップをかけてしまうようなことです。
意識が実際に低下すれば医療事故の心配に関しても出てきます。
事故を起こせば、実際、裁判にもなりえます。
医者という感じの職種もそうしたマイナス面を考えれば、実際、なり手も減ってきて、当たり前ですが、人材不足になります。
また都内で働く看護師が2011年、必要な人数に比べて2600人余り不足する見通しであることが東京都のまとめで分かりました。介護施設で働く看護職員の増加が予想される一方、夜勤などの厳しい勤務環境が響き、離職する職員が後を絶たないためです。都は不足を補うため、結婚や出産などで離職した人の再就職を支援するなど、看護師の確保策を進めます。