人の健康維持や命を助ける重要な仕事
ここでは看護師になるために必要な資格や経験、看護士の主な仕事内容などを解説します。
看護師になるには、看護系大学・短大、専門学校、養成機関に進学後、国家試験に合格しなければなりません。
看護師国家試験の受験資格は下記になります
1.高校卒業後、文部科学大臣が指定した学校で3年以上看護師になるために必要な学科を修めた者
2.高校卒業後、厚生労働大臣が指定した看護師養成所を卒業した者
3.免許取得後3年以上業務に従事している准看護師、または高校等を卒業している准看護師で、上記1の指定学校または2の指定養成所で2年以上修業した者など
看護師の国家試験は難しい試験ですが、学校では厳しいカリキュラムが組まれており、実習などその都度しっかりと習得するよう指導されており、卒業までには国家試験に対する基礎学力がしっかりできるようになっています。
看護師とは、医師の指示のもと診療や治療の補助を行ったり、病気や怪我、障害のために不自由な療養生活を送っている患者に看護を行う仕事です。また、患者の相談や指導など、心のケアなどの援助活動も行います。
「保健師助産師看護師法」では、「傷病者などの療養上の世話、または診療上の補助をすることを業とする者」と定められています。
病院では、病棟、外来、手術室に担当が分かれており、勤務体系も違います。
約120万人いる看護職従事者は、多くが病院や診療所で働いていますが、保健所や介護老人保健施設、学校などにも就業しています。